美しさの秘密 ローエンハンスメントについて
Four-Cs

Low Enhancement

美しさの秘密

生涯にわたる純粋な美しさの理由

美しさが長もち 越物への最低限の加工処理(ローエンハンスメント)

パール(真珠)美しさの理由一般的に花珠(はなだま)と言われるものも含め、殆どの真珠がトリートメント処理※されておりますが、WAKANAはトリートメント処理をしない軽いエンハンスメント処理※(ローエンハンスメント)だけのため、自然への改変が無いためお手入れさえすれば変色する事がありません。

通常真珠は浜揚げ後、染み抜き、調色という加工(エンハンスメント)を施します。

この加工により真珠は美しさを増し、真珠本来の輝きが引き出されます。

ところがエンハンスメントは珠の美しさを引き出してくれる一方で、度を越えると珠に負担を掛け、表面が荒れたり、もろくなってしまうという副作用を起こします。

これにより、経年変化が早められ、耐久性が損なわれてしまう可能性があります。

巻きが厚ければ耐久性もありますが、薄巻きであれば加工による影響を受け易くなります。

また無調色であっても強い処理をすれば珠を痛めることになりますし、調色してあっても軽微な処理であれば珠に対するダメージは少なくなります。

美しさを長く保つためには巻きの厚い良い珠を使い、極力加工を最小限に留めることが大きなポイントとなります。

WAKANA(和奏)のパールジュエリーは、もともと越物の高品質な原珠を使っていますので染み抜き加工も軽微で済み、調色は施していませんので最低限の加工しかしておりません。

つまり長い間その輝きを保つことが出来るのです。

調色真珠断面図

全ての珠が無調色パール

一般的にアコヤ真珠は、美しさを引き出すために、赤い染料を入れるお化粧のような処理がされています。(調色処理)

それに対して「無調色真珠」は、調色処理を行なっておらず、浜揚げされた珠に対して、養殖時に貝が含んだ有機物(シミ)を除去する加工のみしか施していません。

WAKANA(和奏)のパールジュエリーは、自然から生まれたままの「真珠本来の美しさ」にこだわって、自然のままの美しさ、光沢、真珠層の緻密さ、色相をそのまま生かした珠なので、お手入れさえしていただければ年月を経ても色あせる事無く、長期間安心してご着用いただけるパールジュエリーとなるのです。

全ての珠が同じ母貝、環境で育った均一性

WAKANA(和奏)のパールジュエリーは、従来の真珠より長期間美しいジュエリーとしてご着用いただけます。

どのような真珠も真珠である以上、時間の経過とともに品質が低下していきます。

しかし、巻きが厚い真珠であればある程、その美しさが長期間保たれるのはすべての真珠に共通します。

通常市販されているネックレスは、海外ものや全国各地で養殖された珠で組み上がっています。

海の環境も違えば、母貝の性質などあらゆる要素が違う真珠が、調色処理により一定の色の均一化が図られて連組みされています。

したがって、調色処理による染料の抜けてゆく速度がそれぞれの珠によって異なっていたり、真珠そのものの品質の変化の度合いも異なってくるために、一定の時間が経過すると1本のネックレスの色や照りがバラバラになってきます。

WAKANA(和奏)のパールジュエリーは、100%母貝の人工採苗により、同じ種類の母貝で生まれ、同じ環境で育った真珠だけで1本のネックレスが組み上げられていますので、長期間の経過後も品質の均一性が保たれます。


※トリートメント(改変)

科学的或いは物理的方法により、人工的に色や外観を改変する方法。

変色、着色、染色、放射線照射等

トリートメント処理されたものは宝石とは呼べません。

※エンハンスメント(改良)

潜在的な美しさを引き出すための潜在因子により効果が異なる人的手段。

シミ抜き、調色等

パール ジュエリー

フォーシーズのバリュー