Answer
有り得ません。
例えばGIAスケールでFカラーのダイヤモンドを厳しくGカラーやHカラーに鑑定致しますと、ミスグレーディングとなります。
同じGIAシステムでグレーディングする限りは、どの鑑定機関、鑑定士でも実際のグレードを上にも下にも鑑定する事は出来ません。
実際そのような事が頻繁にございますと、鑑定機関、鑑定士としての継続性が難しくなります。
鑑定の厳しさとは、グレードの狭間で甲乙付け難い場合にのみ発生するもので、通常から発生するものではありません。
そのブランド様の高価格設定の理由付けが、自社の長い年月をかけて積み上げた歴史や数々の伝説、考え抜かれた素晴らしいデザインや品質、それらから来る確固たる信頼を理由として説明するのではなく、消費者様を惑わすセールストークという事実は少し寂しく存じ上げます。