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フォーシーズのダイヤモンドルースは、国内大手ダイヤモンド輸入会社から仕入れており、自社において買い取りや下取り等をすることはございません。
またフォーシーズのシステムは、店頭在庫の中からダイヤモンドルースをお選びいただくのではなく、お客様のご要望をお聞きし、1ピースごとにお探しするシステムとさせていただいておりますので、店頭にて他のお客様がご覧になられていたり、手に渡る事はございません。
ただ、ダイヤモンドルースが新品であるかどうかの証明は、スーパーブランドや大手メーカーであっても不可能です。
仮に1ピースのダイヤモンドルースに原産国の証明書が付属したとしても、一番問題とされるのは輸入後(もしくはブティックの店頭に並んだ後)であり、そのダイヤモンドルースがお客様の手に渡される前に、他の誰の手にも渡らなかったという事実は証明する事が出来ません。
ダイヤモンド輸入市場においては、輸入先ルートの複雑さや輸入元の在庫調達において還流品が混ざる可能性も否定はできません。
海外通販においては返品・下取り保証が当たり前であり、市場意識が還流品を良しとしない日本国内とは異なるために調達範囲も広く、基本的にその3割程度は還流品と考えられており、低価格化にも寄与しています。
現在のダイヤモンド流通システムでは、これが新品であると言及するには原石採取から研磨され1ピースのダイヤモンドルースを受け取るまでずっと本人が立ち会わない限り無理ですし、厳密に言えばその時点でダイヤモンド自体は、既に数え切れない沢山の人手を経ています。
また最近は少なくなりましたが、ダイヤモンドが高いから新品で安いのは中古であるからと考える方も未だおられますが、その様な事も決してございません。
輸入時点のダイヤモンドルース価格は、その時点の為替相場や輸入業者間で多少の違いはありますが、それを仕入れる宝石店間に価格(例えばA宝石店とB百貨店でのダイヤモンド仕入れ価格)の差は殆どございません。
販売価格は仕入価格+利益(諸経費を含む)でございますので、結局の所諸経費を含む利益に幾ら上乗せするかの問題となるのです。
各宝石店のダイヤモンド販売価格(=諸経費を含む利益の付け方)に関しましては、そのお店のブランディングやランニングコスト、ポリシー等により、各々の設定がございます。
例えばランニングコストの圧倒的な違いから、百貨店の店舗が弊社と同等の価格を実現できない事は簡単に想像できる事でしょう。
しかしこの部分こそが、ダイヤモンドの販売価格に違いを生む一番大きな要因となっているのです。
最後に、ダイヤモンドのダイヤモンドたる所以は、元々中古という概念自体がありません。
何故なら、先に述べましたダイヤモンド原石に価値を吹き込むには実質的に沢山の人手を経なければならない事、皆様の手元にお届けするには更に何人かの人手が必要な事、世界に名だたる有名なダイヤモンドは、世紀をまたがり所有者を変えておりますが、その事が原因で価値を下げるどころか、より一層魅力的に価値を上げる事、実質的にダイヤモンドルースを購入して、ルースケースの上から眺めているだけで、そのダイヤモンドのグレードが下がる事は無いからです。
貴方がご自分や大切な人のために購入したダイヤモンドが、購入したその時点で中古として扱われ価値を下げるとしたら、そんな悲しい事はありませんし、その様なものに高い金額を払う必要もないでしょう。
フォーシーズでは、より多くの皆様にダイヤモンドの素晴らしさをご体験いただけます様、長年に渡りあらゆる面で努力を続けております。
現在のシステムを採用し、国内では早期にインターネット販売を始め既に27年以上を経過致しますが、その間のトラブルは一切ございませんのでご安心下さいませ。