Famous Diamond
重量:130.27カラット
カラー:D
クラリティ:VVS1
カット:ペアー シェイプ ブリリアント
産地:アフリカ シェラレオーネ?
ゼール ライト オブ ピースは、モダンカットのペアーシェイプダイヤモンドとしては世界最大です。
この石はカラーが非常に優れているので、専門家は西アフリカのシェラレオーネで発見されたものであろう考えていますが、実際の産地はまだ確認されていません。
このダイヤモンドが初めて世界に知られたのは、ベルギーのアントワープであり、ダラスに本社のあるゼール社が434.60カラットの原石を価格は未公開で購入した1969年の事です。
カットするためにニューヨークのゼールインターナショナルダイヤモンド部門に送られ、約2年を費やした後、最終的に130.27カラットのライトオブピースと12個の付随ダイヤモンドが生まれました。
ライトオブピースは1908年にカリナン1の完成以降登場した研磨ダイヤモンドとしては最大のものであり、これは60年ぶりの事でもありました。
ゼール社は重要なダイヤモンドを購入して展示する他の会社の例に習い、1976年ダラスで開催されたテキサス州フェアでは、ある専門家に助言を受けました。
ゼール社はこの宝石を販売せずに、「家族」と題した彫刻にセットし、ジョンソン元大統領夫人を委員長とするゼール報賞委員会は、世界中でこれを展示し慈善金を集めました。
10年後"任務"を終えたライトオブピースはゼール社に返却され、1980年に個人の投資家に販売されました。
本文の参考資料並びにソース:GIA DIAMOND GRADING