結納について

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結納(1)

「結納」について

「婚約」=将来において結婚の約束を交わすこと。

従来日本では、婚約の際に正式な儀式として「結納」を行うことが一般的でした。

ですが、結婚=家と家の結びつきという感覚が薄れてきたこともあり、最近は仲人を立てず、男性から女性へ結納金、結納記念品を贈る「略式結納」が主流で、更に「結納」の代わりに両家で食事会を行う「顔合わせ」とするなど、より簡略化の傾向にあります。

「結納」、「顔合わせ」、いずれの場合も二人の結婚が決まって初めて両家で会し、親交を深める大切な機会です。

婚約のかたちは男性側、女性側どちらかが一方的に決められるものではありません。

両家それぞれの思い、習わし、住んでいる地域のしきたりの違いもあります。

事前にお互いの意思をしっかり確認し合って、両家が納得のいく方法で行うことが何よりも大切です。

結納の三つのパターン

正式結納

仲人が使者となり、両家を往復して結納品や結納金を届けるスタイル。

かつては一般的でした。

略式結納

仲人、両家が女性宅やホテル、料亭などで一堂に会して結納を交わすスタイル。

結納後は祝い膳を囲みます。

最近は仲人を立てず、両家のみで行う場合も増えています。

現在行われている結納の主流のスタイルです。

結納代わり顔合わせ

両家お互いを紹介し合うために、会食の席を設けます。

あまり堅苦しいことをしたくないという人に人気のよりカジュアルなスタイル。

結納品を省略し婚約記念品の交換のみを行う場合も増えています。

結納を行う時期

「結納」は両家にとっての大切な儀式。

挙式の六ヶ月前くらいまでに行うのが一般的です。

結納に際し必要なものは、手にするまでに時間がかかるものもあります。

相手の家や地域のしきたりも考慮して、早めに揃えておくことをおすすめします。

少なくとも結納の1カ月前までには用意しておきましょう。

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